【アニメ 富豪刑事 Balance:UNLIMITED】第11話の感想
というわけで、富豪刑事 Balance:UNLIMITEDの第11話(最終話)の感想です。

2020年春アニメで放送が開始されたはずなのに、いろいろあって夏アニメになって。
結果的に9月に最終話が放送されたわけでして!!!
いろいろあった富豪刑事ですが、面白いアニメでした!!!
第11話の感想は、一言でいうと「これまで1話から10話まで見てた人ならわかる伏線の数々!」ですね……。
そして第1話から見てきた人への、大きなサービスシーン満載!!!
なにがいいかというと、冒頭から突っ走ってます。
冒頭から神戸君のモノローグが入るけど、それが第1話のモノローグと一緒なんですよ。
でも第1話から見ていたら、なぜ神戸君がそのモノローグを言っていたのかが分かる。
第1話を見たときは、「あー。たぶんこれが神戸君が刑事になった理由なんだろうなぁ」ぐらいの感覚て、伏線かな? と思うわけですが、11話まで神戸君や加藤君を追いかけてきたなら、その意味が分かる。
両親がいて幸せな幼少期で。
でもあんな事件があって家族を失って。
自暴自棄になって。
そこに「もしかすると事件の真相は知らないところにあるのかもしれない」と気づいて、日本に戻ってきて……。
というふうに、第1話のモノローグが最終話である第11話でわかるという演出!!!
いや、よくないですか?
同じ台詞なのに、見ていたらめっちゃニュアンスが変わってるんですよ!?
正直、こういうのめっちゃ好き!!
そしてどんどん明かされていく伏線の数々もえぐい。
01:神戸家の人間しか使えないヒュクスをどうして犯人が使えたのか?
02:神戸茂丸が研究者だったとしたら、現役の警察官相手に勝てるのか?
第11話まで見て、謎になったままで気になっていた点はこの2点だったんですけど。
黒幕の正体が分かったことで、01の問題は解決したし、02はそもそも犯人は神戸茂丸じゃないから現役の警察官相手でも十分に格闘できるし、すっきりと伏線が回収されました!
なにげに刑事ドラマあるあるの、「目撃者が直接犯行現場を見ていないと刑事ドラマではミスリードの可能性がある」のパターンだったりして。
刑事アニメとしても案外ミステリー要素ありで面白かったです。
その分第11話の後半で入ってきた、「アドリュームを世界に公開することの是非」は唐突感があったんですけどね……。
その問題を加藤の手でうやむやにしちゃったのも(神戸君が選択するとどっちにしてもなんかチープでありきたりな感じになっていたかな? と思うので)、加藤君が神戸君にとって様々な意味での不確定要素であり、ヒーローなんだと思えば、まあ納得。(正直いらないシーンだったんでは? とこっそり思うけど、母親の死の原因がアドリュームである以上は、それをどうするかは避けては通れない話だったのかな)
加藤君の存在はやっぱり、神戸君にとって想像の範疇の外にいるのだと思います。
富豪刑事を通して語られた「神戸小百合と神戸茂丸の事件」は、神戸君が神戸家の力のみを使って捜査しても絶対にたどり着けなかっただろうし。(相手もヒュクスを使う以上)
ちょっと強引でぐだぐだな雰囲気もあるけど、神戸家が関わる「アドリューム」の問題を、神戸君ひとりでは手が届かないところをフォローしてくれる加藤の行動で解決できたのは、富豪刑事らしいといえばらしい。
最後に第1話で私をぞっこんにさせた、神戸君のあくどい笑顔が見れてよかったです。
ごちそうさまでした!!!
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というわけで、最終話の11話まで完走した富豪刑事ですが!
私の感想を読んで、「ちょっと富豪刑事に興味が沸いてきたかも……。面白そう……。今から見たいなぁ」という人がいると、信じてます。
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ではでは。
