【女子高生探偵シャーロット・ホームズの帰還 〈消えた八月〉事件 上】前回は名前だけだったキャラも登場しての続編です!

表紙買いした前作から続いて読み始めた女子高生探偵シャーロット・ホームズシリーズの第二作目。

一作目の最後でシャーロットのデレを見せつけられた読者としては、今後のワトソンとの関係とかとても気になります!!! 状態で読みはじめたわけですけど……、上巻を読み終わった後の感想を一言でいうと、「……いや。まあ、これ、恋愛小説じゃないしね?」でした。

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ホームズを扱ってる時点で純粋な恋愛話になるわけないですよね!!!

シャーロットとの関係を進めたいワトソンvsいろいろトラウマがあって関係を進められないシャーロットの恋物語……要素もなくはないし、序盤はそういう話なのかな? と思ってたんですが、途中からオーガスト(シャーロットの初恋の相手)が出てきたリ、やっぱりホームズの話なので事件が起こったりします。

いや、むしろ事件が起こらなかったら「なんでホームズ?」って苦情が来るから……、事件が起こるのは必然なんだろうけど。

上巻を読み切った今の状態だと、「ホームズ家が恋をしたら? 恋をされたら?」というテイストが入ってて、そこにホームズ一族特有の「いや。あいつらに恋なんて難しいだろ」的な難題が加わっている感じです。

今回はシャーロットのお母さんやお父さんも出てくるけど、相思相愛って感じじゃないですし。全体的にホームズ一族で親愛を見せているのが、シャーロットの兄であるマイロが妹へ向ける愛情や、叔父のレアンダーの感情ぐらいなんですよね……。

まあ、シャーロットとワトソンの恋愛事情については「そりゃ一筋縄でいくはずないだろう」ってな感じなのですけど(前作のアレもあるし、うまくいったほうが違和感がありますよね)、それでも距離を縮めようとしたり遠ざけようとしたり、人らしさを見せつつ人らしくない部分もちらつくシャーロットがかわいいです。

でも前作のアレがあるなかで、実験的にワトソンと触れ合おうとするっていうのは……、これ海外翻訳だから「海外だとそういう対応になるのかな」って思うんですけど、シャーロットだからの行動なのかな。

普通の女の子だったらこうはいかないと思うので、シャーロットらしいなぁと思ったほうがいいのか判断に迷う。

前作から話題に上っていたレアンダーが登場!……したんですが。

そして今作からワトソンのお父さん(ワトソンパパ)の友人であり、シャーロットの叔父さんになるレアンダーが登場します。

この人の存在を前作で知った時に「レアンダーとワトソンパパのほうがシャーロックホームズとワトソンっぽいよなぁ」って思ってたんですが、今回さりげなくレアンダーがワトソンパパに恋をしてたことが書かれてて、「え。この本って海外BLじゃないよね?!」と確認することになりました。

いや、日本だといきなりこの手のカミングアウトされるとびっくりするけど、海外だと普通なんだろうか……。

しかしシャーロットとワトソンの恋愛事情がほのめかされる一方で、レアンダーとワトソンパパの親愛の話も(でもワトソンパパはレアンダーの恋心に気づいていないという)出てくるとはびっくりです(本当に数行の世界でしたけど)。

行数はすくないながらもワトソンを心配するレアンダーってワトソンパパが心配するのを気にしてたのかな? って思うと、BL本を読んでるわけじゃないのにちょっと幸せな気分になりますね。

そのレアンダーが今回登場開始早々に失踪するので、「え。これってワトソンが事件に深くかかわるための伏線?」と思ってました。(そしてレアンダーに毎日メール貰ってて、メールが途切れたら息子にレアンダーを探してくれと頼むワトソンパパ……。いや、これ本当にBL本じゃないですよね??)

続いて前作から名前だけ出てたオーガストも登場!

さて今回の話の黒幕ですが……、まだ下巻を読んでないのではっきりしないけど、多分今回もモリアーティ一族ってことになるんだと思います。

そのモリアーティ一族のひとりだけれどシャーロットとの間にいろいろあって一応味方陣営っぽいオーガストも今回登場しています。多分物凄く人が好さそうに見えて性格が悪いタイプに見えるのは私だけだろか。

いま思えば表紙って、シャーロット/ワトソン/オーガストで繰り広げる三角関係! ってノリに見えるんですけど、シャーロットとオガーストは一筋縄でいかない天才だし、空回りするのはワトソンの仕事なので、語り手がワトソンなこともあってかオーガストに反抗心はもってるけど全然活躍出来てないんでは?(盛大に空振りしてますやん)な感じです。

作中でもふたりを出し抜くためにあれやこれやしてるワトソンですけど……、空回りしてますし。それがかわいいんですけど、オーガストに対抗できてない。

ワトソンはこの一般人テイスト(シャーロットにどれだけいろんなことを教え込まれても一般人の枠を出ない)がいいんですけど……、シャーロットやオーガストに思いっきり振り回されてる今回は「うん。まあ、頑張れ!!!」って言いたいです。

でも、表紙を見ても思うけどオーガストのことを「王子様」のようだとワトソンが表現してますけど……、ワトソンもたいがい格好いいと思うんですけど。

事件については前作同様上巻では事件発生+ヒントがいくつか、ぐらいなのでまだまだどうなるのか?? ってところです。レアンダーは助かるのか?(あれだけ素敵要素がいっぱいなので生きててほしいんですけど)、誰がシャーロットの母親に毒を盛ったのか? などなど。下巻へ続く!! というところ。

しかも上巻のラスト……、ワトソン誘拐されてますからね……。

前回みたいになにか機関目に合うのかな。どうなるんだろう。続きが楽しみです。

これまでのシャーロット・ホームズシリーズの感想記事はこちら!

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