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松下龍之介

読書感想

【ネタバレ有】一次元の挿し木/松下龍之介【初読感想】

紫陽花が咲く梅雨の季節を思わせる、湿度の高いミステリー小説。人が人を思うこと、その想いがどこまで本物なのか分からなくなる瞬間の絶望感、さりげなく散りばめられた伏線が話を複雑にして、そして最後は綺麗に収束していく満足感。さりげない伏線がある一点で綺麗に咲き誇って……(続きを読む!)