読書感想

どうも。ホラーだと思っていたら、ミステリーで、ミステリーだと思っていたら人間の「負」の部分をぎゅっと詰め込んだ本でした……。 “生を祝う”が想像以上に心にぐさっと来る話だったので、「次はなんか重たくない話が読みたいなぁー」と思ってたはずなの……（続きを読む！）

どうも。久し振りに心の底から、「あ。この本、結構しんどいぞ？」となる本に出会って、少ししんどくなっています。 #読了生を祝う/李琴峰お気軽な気持ちで読みはじめてしんどい。しんどい。読んでてしんどい。ずっとお腹の中ですくすく育ってた子どもに「……（続きを読む！）

どうも。最近読んでたミステリーは「イヤミス」（読んだ後に嫌な気分になるミステリー）というらしい。というわけで、今回の鸚鵡楼の惨劇も「イヤミス」らしいんだけど。嫌な気分になるというよりも、思った事はひとつ。 子どもを信じない親はクソなんよ…………（続きを読む！）

どうも。最近の自分の中の流行りが「Twitterで気になる本を見つけて読む」なんですが、今回もその一冊です。 #読了坂の上の赤い屋根/真梨幸子 ミステリーだ！！！と思って読んだら思わぬ方面から深刻なダメージを食らって、終わりの方でページをめ……（続きを読む！）

どうも。最近twitterでよく見かけていた本です。よく見かけていたのと、なんとなく流行りの本という印象があったので、「まだ読むの先だろうな」と思っていたら、運良く手に入ったわけでして。 なんとなく表紙の雰囲気を見て、思ってた。これは同性愛……（続きを読む！）

どうも。 タネが分かればミステリー、タネが分からなければホラーという言葉をしみじみを実感中。 まあ、あれだ。ミステリーの中には「●●伝説殺人事件」みたいな、地方の伝奇にちなんだ殺人事件があるし。ホラーについても呪いの根源を辿っていけば「●●……（続きを読む！）

どうも。というわけで、リボーン（五十嵐貴久）の感想です。 #読了リボーン（五十嵐貴久）というわけで、完結！たまたま最終巻を手にとって「あ！これ最終巻やん！」でシリーズを読みはじめて、ようやくここまでたどり着いた。最初の頃と比べると結構様変わ……（続きを読む！）

どうも。というわけで、赤い月、廃駅の上に（有栖川有栖）の感想です。 #読了赤い月、廃駅の上に/有栖川有栖「駅」にちなんだ短編集。入り口、出口としての駅、途中下車、出口、見知らぬ場所へ行くための手段、「駅」だけでこんなにもいろんな話が書けるん……（続きを読む！）

どうも。というわけで、今回は雷龍楼の殺人（新名智）の感想です。 #読了#読書好きと繋がりたい 雷龍楼の殺人/新名智ミステリーってこういうこともできるんだ？！読んでて新境地でめっちゃ面白かった。結末を含めてなんと美しい末路なんだろう、人の心を……（続きを読む！）

というわけで、きみはサイコロを振らない（新名智）の感想です。 #読了#読書好きと繋がりたい きみはサイコロを振らない/新名智薄暗い青春小説として読むなら良作。だけど純粋にホラー小説として見るなら物足りない……。私は前者の気持ちで読んでたので……（続きを読む！）

というわけで、そして誰もいなくなるのか（小松立人）の感想です。 #読了#読書好きと繋がりたい そして誰もいなくなるのか（小松立人）ミステリー初心者入門？分かりやすい伏線とどこにヒントがあるのか丁寧に書いてるので、他のミステリーを読む時の参考……（続きを読む！）

どうも。というわけで、出版禁止（長江俊和）の感想です。 #読了#読書好きと繋がりたい 出版禁止/長江俊和前回の本を読んだ時に「は、反則だ！！」と思ってしまったので、その反省も兼ねて読了。結構私好み。事件の真相に迫りつつ、話が二転三転するのい……（続きを読む！）

どうも。というわけで、あさとほ（新名智）の感想です。 #読了あさとほ/新名智本好きだとつい考えてしまう「物語とは？」を語りつつ、読んでる側をとんでもなく振り回しつつ、最後は「面白かったー！！」となるのすごいよ……。振り回されるのが楽しい。な……（続きを読む！）

どうも。というわけで、虚魚（新名悟）の感想です。 #読了虚魚・新名智ホラーというよりミステリーと日常、日常が狂っても日常にいるしかない人達の折り合いの話…、とおもったらやっぱりホラー。この物語の振れ幅と文章の読みやすさと、時々挟まれる他愛な……（続きを読む！）