どうも。
というわけで、童話ミステリー第二弾!です。
第一弾を読んで面白くて、続きを読もうと思ったときに第二弾がなくて第三弾があったのでそっちを……って感じで、やや変速気味に読んできた童話ミステリーなんですが、とりあえず2024/11/08の時点で発売されてる本は読み切った!
相変わらずの童話のファンタジー要素と現実路線のトリックがいい……。
童話ミステリーだからこそできるトリックと謎解き。
今回もめちゃくちゃ堪能させていただきました!
ただ今回めっちゃ思った事がひとつ。
童話ミステリーは、ナンバリング順に読んだ方がいい。
いや、まあ、一般的にはナンバリングがされてる本は、その順番で読むのが基本なんですよ。
私みたいに1を読んで3を読んで、最後に2を読むことはあんまりないんですよ。
でも今回は色々あって、3を先に読んだ後で2を読み始めたんですが。
その弊害として感じたのがぶっちゃけ、3が結構ファンタジーと魔法を重視した展開だったので、その時の思考で2を読むと、案外トリックが分かる、というものでした。
3のトリックがとんでもなさすぎたから、2のトリックの難易度が案外優しい……。
どう考えても全面的に私が悪い。
1の時は童話ミステリーがどんなものか分からずに読み進めて、「そっかそっか。こんな風にトリックがあるのね」と理解しながら読み終わって。
3の時は1のトリックよりも魔法路線だったので、「こんなのありかよ! 分かるわけないじゃん!!」と笑いながら読み終わり。
そうして迎えた今回の童話ミステリー第二弾。
トリックは1の時の現実路線で、今まで同様作中にきちんとヒントが用意されていて、ただし3の時のような「夢も魔法もあるんだよ(ぶっちゃけ魔法があるのでなんでもできます状態)」でもないので、トリックが分かりやすい。
一番最初に収録されてる「目撃者は木偶の坊」はお面とスイカでトリックが分かったので、童話ミステリーに私の脳みそも追い付いたのでは?! となってました。後の話はほとんど分からなかったけど。
なので、読み方としては1・2で童話ミステリーの現実路線トリックに慣れ親しんだ後で3のとんでもトリックに触れて、「こんなの分かるかよ!」と笑い転げるのがセオリーなんだと思う。
まあ、3を先に読み終わってから後で2を読んだのは私なので、2の現実路線トリックに「……なんか3よりも華々しくないな……? 地味?」と思うのは、めっちゃわがままなんです。申し訳ない。
でも、つまりは。
巻数を重ねるごとに作者さんの童話ミステリートリックが凄くなってるってこと、なんですよね……。
次はどうなるんだろう、続きがめっちゃ楽しみです!(こんなとんでもないトリックを生み出し続ける青柳先生の頭の中を覗いてみたい気持ちが沸いてきますねぇ)
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