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【舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花】山姥切長義に心を奪われた感想文

この記事は約4分で読めます。

うめさくです。
というわけで、見ました!

舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花!!!

いや、良かったです。
感想っていうか、なんていうか。

山姥切長義がめっちゃ格好よくて格好よくて格好良くて、最高すぎました!

これからは「私の推しは薬研と長義君です!」っていおう。うん。

というわけで、この感想では長義君をメインに(というかほぼ9割山姥切長義について書いてます。それしかないです)書きたいと思います。
よろしくお願いします。

いや、長義君、格好よかったです。

格好いい。立ち振る舞いとか、刀をくるりと回すシーンとか、全部好き。
長義君が出てくるシーンを見てると、「ああー。長義君かっこういいなぁー」ってしみじみ思うんですが。

どこが好きだったのかというと。

あの舞台の山姥切長義は、私の本丸にいる長義君ではなくて、あの舞台の中に存在している本丸にしか存在しない山姥切長義である、っていう事なんだと思う。

まあ、当たり前といえば当たり前なんだけど。

あの長義君は、あそこにしかいない。
刀剣乱舞では時々、「貴方の本丸と私の本丸は違う」って言うのがあるけど。
あの舞台での長義君を見てると、まさしくそれだなって思うんですよ。
あの格好いい長義君は、あの本丸で育まれた存在。
あの本丸があって、他の刀剣男士がいて関わってきたからこその存在。

本丸に来てすぐに色々あって山姥切国広にボコられ。
自尊心とか色んな者をボロボロにされて。
そこからどうにか立ち直って本丸に居場所を見つけていったあの山姥切長義だからこそ、あの長義君は長義君なわけです。

本当に、たった一振り、あの本丸での出来事を経験した山姥切長義だから、偽物君の偽物君に激高できた。

そうなんだよね。激高、できたんだよね……。長義……。

大友宗麟らの歴史修正主義者の側にいて、敵陣営にいて。
姿は変えているけど、山姥切国広の気配があって。
どういう形であれ、山姥切国広が歴史修正に加担しているという事実を、あの本丸の長義君は、まんば君を認めているからこそ、許すことはない。

この“許すことはない”っていうのを、激高として見れたのが、すごく良くて。

あの怒り方は、ただ刀剣男士が味方を裏切ったからというのではなくて。
自分が認めた、自分を負かした、そういう存在である山姥切国広と曲がりなりにも同じ姿形をしている刀が、自分が知る山姥切国広を汚すような事をするのは許さないっていう、怒りなんだと思うわけで。

許すことができない、ではなくて、「許さない」。
すっごく能動的に積極的に、心の底から怒りがあふれ出てくるっていう、感じ。
見ていて、じわじわ、「あ、あんな風に怒れるんだ。長義が?」ってなってました。

あの、どこか無機質ぽかった長義君が?
まじで、あんな風に怒ってるの??
……見てる側にそんな風に感じさせるの、長義君も、長義君も役者さんもすごすぎですよ。本当。

長義君の本質って、「本能」だと思うんです。
私はあんまり、人間くさいって思った事なくて。
人間の身体を持つ身として、人間を楽しむって事もしなさそうで。

だから敵側との会合で、「歴史を守るのは刀としての本能」って言った長義君が、本能とは絶対に違う真っ直ぐな怒りを偽物君の偽物に向ける……、これをなんて言えばいいんだろ。

あの長義君には長義君の思い出があって。
その思い出が、長義君の行動に繋がっていて。
成長とは違うけど、すごく格好いいんだよ……。長義君……。

本当にありがとう。

というわけで、長義君が格好いいという話でした。
9割どころか、10割長義君の話だった。

最初は、色々と書こうと思ったんですが。
歴史を守るという本能に刀剣男士が抗えてしまうと(地蔵君みたいに)、それって歴史修正主義者と大差なくなるんでは? とか。
時間を繰り返すことで本能よりも刀としての逸話が強くなるんだったら、時間を繰り返すことは歴史修正主義者にとって勝ちになるんでは? とか。

色々書こうと思ったんですが。
なんかぐちゃぐちゃになりそうだし、私が一番心が動いたところはどこだろう? と考えると、間違いなく、山姥切長義VS偽物君の偽物だったので、そのあたりについて書くことにしました!

いや、面白かったです。ごちそうさまでした。
うめさくでした。

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