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映画/舞台

【シン・ウルトラマン 感想】救いがないって思えばいいのか、どうにかなると思えばいいのか?【人類は生き残れるの?】

この記事は約4分で読めます。

うめさくです。

というわけで、見に行ってきました! シン・ウルトラマン!!!

公開二日目に見に行ったんですけど。
twitterではすでに、メフィラス星人のこととか、シン・ゴジラの精神的続編としては……、とは色んな事が流れてまして。
致命的なネタバレは踏まなかったけど、「うん。色々と面白いのは分かった」と思いつつ、見に行ってきました。

見終わった後の感想を素直に言うと、

私は、このシン・ウルトラマンには救いがないよなぁ……でも絶望ってわけでもないんだよなぁって思う。

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私がシン・ウルトラマンを救いのない映画だと思う理由

なんていうか。
シン・ウルトラマンの世界での人類って、このあと生き残れるのかな? って本当にしみじみ思ってしまって。
それが物凄く気になってしまった。

ウルトラマンが来訪するまで、なんとかギリギリ犠牲を出しつつ禍威獣を倒していたけど、手詰まり感があって。
ウルトラマンが来て、やった! ウルトラマンが助けてくれる!! ってなったけど、そうなるとそれはそれで自分達以外の存在に地球の未来を託すことになってるし。

もしウルトラマンが地球から手を引いたら?
人類、その瞬間に終わってないか?? ってなんてしまうのがもう……、救いがない。

そして物語のほうも。
ザラブが来て、人類を勝手に抹殺しそうになったり(いや、まあ殺戮ってたいてい「勝手に」なんだけど)。
メフィラス星人が来て、人類に兵器としての価値を見出したり。
人類に兵器としての価値があると分かると、光の国からゾーフィが来て、これまた人類を抹殺しようとするし。

……めっちゃ、外星人に振り回されてる……。
いまの時点の人類には、外星人相手に自分達の身を守る術がほとんどないってこと、なんだよな。

しかもこれらの話全部が、解決に導いたのはウルトラマンで、人類は右往左往する(もしくは利権に走ってた)だけで、「ウルトラマンがいないと人類って生き残れないんだなぁー……」ってなってしまって。

やべぇ。メフィラス星人の術中にはまってるやん、私。
でも、本当に外の脅威に対して、人類はどうしようもないよ……。
絶対的な力に頼らないと生きていけないよ……。

最後の最後でようやくゼットンに対して、人類が一致団結して立ち向かおうとするけど。
結局そこで導き出した答えも、人類だけでどうにかできるものではなくて、今まで人類を守ってくれていたウルトラマンを犠牲にして、ようやくつかみ取れた勝利で。

で、最後に、ウルトラマンはいなくなる。

そう、いなくなっちゃったんだよね……? ウルトラマン。
え。これから、どうするの? 人類。

今までウルトラマンの力を借りて、どうにか人類はこの宇宙で生き残ってきたけど。
そのウルトラマンを失って。
しかも、ゼットンっていう絶対的破壊神みたいなのをウルトラマンの力ありきとはいえ倒した人類の目の前には、今後人類を敵視する様々な外星人が現れる可能性があって。

これからはウルトラマン抜きで、外星人達の悪意や思惑と戦わなくちゃいけないって……、人類、大丈夫??

私にはなんというか。
素直に、いや、この映画の人類、もうかなり窮地に立たされてるんじゃないかなって思えてきて、なんかつらい。

シン・ウルトラマンは小さな希望を必死につかみ取る映画

なんかめっちゃ分かりやすいハッピーエンドがなくて。
手詰まり感がすごくて。
追い詰められてる気がして。

「この先、この人類は生き残れるのかな。無理なんじゃないかな」って気持ちになってしまった、シン・ウルトラマンなんですけど。
でもこの映画って、ウルトラマンが主人公だから、人類がウルトラマンに頼って依存するのは当たり前というか、こういうものなのかなって思う。

人類は小さくて、無力。
でも、無力なりに頑張ってる。

人類……というか、禍特対の人達、頑張ってるもんな……。

だから、なんていうか。
「もうどうしようもない死が訪れます」⇒「座して死を待とう」にならなくて。
「あがくに決まってるじゃん! どうにかなるかもしれないなら!」って、動き出す。

だから救いはないように見えるけど、救いがない=絶望の映画、ではないんだよなぁ。

ザラブとかメフィラス星人とかの戦いでここぞというところで活躍してるというか。
人類は無力なりに、自分のできる範囲のことを精一杯やって、時には精一杯手を伸ばし続けた結果、できないことの範疇にあった何かをつかみ取って、希望に繋げていったわけで。

その“できないことの範疇にあった何か”がゼットン攻略の糸口を掴むことであり。
それを実行するのにウルトラマンの力が絶対不可欠で、人類だけではゼットンを倒せなかったとしても、ウルトラマン単体でもゼットンを倒せなかったから。

人類は自分達の手で、ちいさなちいさな希望をもぎ取ったと言ってもいいわけで。

ウルトラマンがいなくなった人類は生き残れるの? って物凄く不安になるけど。
でも、人類だもんな……。これからも希望をつかみ取っていくよな……、人類だからな……。っていう、不安になっていいのか、安心していいのか、気持ちがぐちゃぐちゃになる映画でした。

というわけで。
シン・ウルトラマンの感想でした。

私はウルトラマンをあまり見てない人間なので、こういう感想になったんですが。
中にはめっちゃ褒めてる人もいるので、見る人によっていろんな色を見せてくれる映画なんだと思います。

では、ごちそうさまでした。
うめさくでした。

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