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【劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~】夏目友人帳のテーマをしっかりと継承してる映画です!

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アニメ版をいつも楽しく見ていたので今回の劇場版の話を聞いた時には、「よっしゃ! 見に行くぜ!!」と意気込んで見に行って来ました。

感想を一言でいうと、「もう本当に夏目友人帳らしい映画で最高だった!!」です。

 

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ここから先はネタバレです

ニャンコ先生がかわいい

先に見に行っていた妹からかなり真顔で「ニャンコ先生がかわいかった!」といわれていて、「え? かわいいなの? 格好いいじゃなくて?!」となっていたんですが……、なるほど、確かにあれはかわいい! だと思います。

 

夏目友人帳らしいテーマが素敵

夏目友人帳のテーマって「心を通わせること」だと思うんですけど、今回の映画もそのテーマがしっかりと息づいていました。

主人公の夏目は「妖怪が見える」という秘密のために誰とも心を通わせることができなかったけど、今はいろんな人と心を通わせることができる。……でもその心を通わせたはずの何かが途切れてしまったら? 夏目にとっては恐怖しかないんだろうな……。

そして今回、ニャンコ先生があんなことになって言葉が話せなくなったのをきっかけに夏目が不安に感じたり、居場所を失う夢を見たりするのを見ると、やっぱり今の場所って夏目にとってとても大事な場所なわけですよ。

一方で今回のストーリーで自分の居場所や心を通わせることに不安を感じる夏目とは対象的に、自分の存在が「最初からその場にいた何者かになり、立ち去ると存在自体がなかったことになる」であると知っていて、一度はヒトと関わるのをやめたのにまたかかわりを持ってしまった妖怪と、彼によって確かに救われていた人との交流も「心を通わせる」ってことなんですよね……。

人と人とでも心を通わせるのは難しい、人と妖怪ならなおさら難しい。それでも心を通わせる、断ち切れるかもしれないと思うと不安になる――……そんな夏目友人帳の原作から続いているテーマがしっかりと凝縮されているステキな作品でした。

 

原作を知らないと難しいかも?

原作がある作品あるあるですが、「夏目友人帳」の映画も原作知らないと難しいかもしれません。

何故夏目が妖怪に狙われているのか? なぜ友人帳が狙われるのか? 夏目の祖母である夏目レイコとは何者なのか?? そのあたりの夏目友人帳を見るうえで基礎的な情報は映画では冒頭にちょろっと触れるぐらいなので、分かりにくいと言えば分かりにくい。

でも正直言うと、原作のある映画はそもそも原作を知っている人が見に来るわけだから、原作を知らない人のために基礎的な情報をわざわざ出す必要があるのか? とも思うので、あれぐらいの前振りでも十分叶って感じます。

 

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