【天国大魔境】第11話「テストを始めます」｜伏線回収来たーーーー！！

どうも、梅野です。

というわけで、天国大魔境もそろそろ大詰めの11話。
まだ原作は終わってないみたいだし、どんな感じで幕を引くのかな？　と気になっていたんですが、11話を見てると、「なんつうか……、不穏しかねぇわ」ってなってました。

いやぁ、もう。
施設の子ども達が、後の世でいうヒトクイなのは間違いないし。
その子ども達を生み出した大人側の事情って、なんか不老不死っぽいし。
というか今までキルコさんの案件と、マル君の事情ってどこかで繋がってるのかな？　と薄ぼんやり思ってたんですけど。

今回、めっちゃつながりが出てきましたね！
理事長が「脳みそを若い身体に入れ替える」みたいなこと、言ってましたもんね！
それ、まんまキルコさんの身に起きたことですやん！
ということは、キルコが探している“先生”っていうのが、施設側の人間ってことなんですか……。そうですか……。

施設側がめっちゃ外の世界を引っかき回してたか……。

今まで、外の世界で起こった災害と施設の関係は分からなかったけど。
今回の11話でうすぼんやりだった謎が輪郭を出してきたことで、「あー……、もしかしなくても世界が崩壊する引き金を引いたのは子ども達かぁ」となってるのが、いい。
私自身が伏線大好きなので、こういう伏線回収が大好きなんですよね。

ミミヒメが未来予知できるおかげで。
もう、コナさえヒトクイの化け物になることが確定だし。
ミミヒメに懐いた女の子（オウマ？）が、どう考えても不滅教団の地下駐車場にいたヒトクイだし（能力がそのまま過ぎて、さすがにあのシーンを見たときは「うわぁ……」って変な声が出た）。
率直に、地下駐車場のヒトクイのことが気になってたんだけど。
多分、自分を受け入れてくれたミミヒメのことが忘れられなくて。
人間の時もミミヒメ達と行動を一緒にしてて、ヒトクイになってもミミヒメと一緒にいるために（でも人間達に危害を加えないために）地下駐車場にいたのかな。

そうなってくると、ミミヒメ達が「病気になって死んだらヒトクイになる」って言ってたのが、実際に先にオウマが病気になって死んでヒトクイになったから、っていう話になってくるし。

伏線回収面白いけど、エグいなぁー……とも思うんだが。

施設側の「テストをはじめます」も、なんか漠然と「いい意味じゃないよなぁ……」って感じるのが不穏。
子ども達が世界を崩壊させるなら、なんかもう怖いんだよ。
ロボットの言い回し的に、子ども達が死んでいきそうだし。
子ども達が死んでいくと、必然的にヒトクイになるわけで。

あれ？　次回からの展開次第で、さくっと世界が滅ぶんでは？？

今までは特に情報がなかったけど。
漠然と「施設が機能不全になった結果、子ども達が施設から出てきて死んでしまって、ヒトクイになったのかな？」って感じてたわけで。
でも、あのロボットの感じだと、……子ども達殺されないか？
理事長の狂気じみた感じからしても、なんつうか、自分の目的のためなら子どもを殺すことぐらいまったく気にしない（実際にトキオ君の子どもを犠牲にして生き長らえようとしてるわけだし）感じなので、悪い方に進む未来ばっか見える。

不穏だ、不穏すぎる。

で、不穏ついでに言うと。
理事長がトキオ君の子どもの身体に脳みそを移そうとしてて。
そのトキオ君の子どもが双子だったわけで。

おそらくトキオ君の子どもの片割れであるマルが、理事長でない以上、理事長の脳みそを受け継いだのはもう一人のトキオ君の子どもってことで。
ヒトクイの血をひいていれば、マルは殺せるわけで。

……ってことは、諸悪の根源だと思われる理事長を殺す（双子の兄弟を殺す）ことがマルの目的になるってことか。

今までぼんやりと、「殺せないヒトクイを殺せるのはマル君だけだもんな」ぐらいに思ってたけど。
ここに来て、目的が実は「親殺し」と「兄弟殺し」になっていくのがもう………。

まだまだ不完全な伏線回収だと思うけど、それでもめっちゃ面白い。
これからどうなっていくのか楽しみです。

では。
梅野でした。