2023年夏アニメ第一話マラソン｜ 11：七つの魔剣が支配する（面白かった度★★☆☆☆）

どうも、梅之です。
というわけで、2023年夏アニメ第一話マラソンの11回目ですね。

今回は、七つの魔剣が支配するの感想をお送りします。

まあ、可もなく不可もない感じの無難なアニメという印象。
強いていうなら、ところどころに挟まれてるコメディチックな会話が「なんか肌に合わないなぁ」と思ったり、今作のヒロインだと思われる侍少女のいかにもな雰囲気が「ああ、そういうテンプレかな。まあキャラ付けしてるほうがわかりやすいもんな」って思ったりといった具合。

侍少女のあの口調とか性格とかがね……。
天真爛漫な武士（いざとなればさっくりと人を殺せる系ヒロイン）っぽいんだけど、なんていうか、色々と噛み合っていないというか。
この噛み合ってなさが面白い人は面白く感じるんだろうけど、私には違和感として見えるので（校長に質問するシーンとかは単なる馬鹿に見えるし）、面白さを感じない。

可もなく不可もないアニメって、言い換えればそつないアニメ（つまらなくはないけど面白い要素も思いつかない）とも言い換えられるんですけど。
このアニメについては、ところどころに感じる違和感が私の中で「いや、これつまらなくないか？」ってなっていくので、可もなく不可もないアニメでいいと思う。

あと、なんというか。
タイトルが“七つの魔剣が支配する”なんで、この話、魔剣が色々と話に関わってくると思うんだけど。
1話でそこらへんの話をしていないんで（主人公グループのなれそめ回に終始していた）、なんというか「重要な話を言い忘れてない？」感もあるんだよな……。

これまでの異世界もののアニメって、そのあたりのタイトル回収は1話でしっかりやってるイメージがあったから、1話を見終わった後の「ええええ、結局七つの魔剣って一体なんなんだよ……」っていうのもあって違和感が強くなってるのかもしれない。

あれかな。物語としてはもしかすると面白いのかもしれないけど。
アニメの1話として見た時に、重要な要素を落としてるような気がする（気がするだけで本当は落としてないのかもしれないけど、それは分からない）という感じ？

ひとまず、私は1話で断念かな。
ごちそう様でした。