5巻読み切ったついでに6巻を読み始め、さくさくっと読了しました。
しかし5巻の時とはちがって、この後の物語は新刊を待たないと進まない(ようするに話に追いついてしまった)ので、ちょっと悲しいです。
ちなみに6巻までは都市部にでてアニメイトで購入してたんですが、この感想文を書くためにいろいろと検索をかけていたらAmazonでも購入可能になっているのに気付きました。次からはAmazonで買うかな。
ストーリーは物語の原点へ?
5巻でこのロードエルメロイシリーズのラスボスっぽい人が登場したわけでして、そういう事もあってか物語は一度エルメロイ先生とグレイが出会った時の話に戻るみたいです。
そういえば今までも少しずつ触れられてはいましたけど、どうしてグレイが内弟子になったのかとかほぼほぼ書かれていませんでしたからね。そして何故墓守にエルメロイが聖杯戦争の助力を依頼したのかとかも。
そのあたりの謎が一気に解けるのかな? と思って読んでたんですが、そういえば今回は上巻でした。謎が解けるの下巻ですな、こりゃ。
アトラムさん、いってらっしゃいませー。
実は2.3巻目のイゼルマから何気に気に入っていたのがアトラムさんだったのですが。
今回の6巻目でとうとう冬木の聖杯戦争に赴いたという描写があり、アニメとか見てる限りだと、「その後の彼の行方を知る者は誰もいなかった」状態になる(要するに死亡確定)んだなぁ、とちょっと遠い目をしてました。
アトラムさんがなんだかんだでエルメロイを気に入っている描写とか好きだったので、作中で聖杯戦争を辞退したエルメロイに対して怒りを覚えているという描写があった時、嬉しかったです。
まあエルメロイが第五次聖杯戦争を辞退して、その聖杯戦争に参加したアトラムが死亡するのがこの物語なわけですが……。
でもアニメで絶賛放送中のアポカリプスを見ていると、イゼルマの一件がなくアトラムが呪具を手に入れてて、そのうえでジークフリードを召喚できてたら物語としてどうなっていたんでしょうかね。
あの第五次聖杯戦争のメンツのなかにジークフリードが入るわけですよね……? それって思っている以上に勝ち戦なんじゃない? と思うのは私だけでしょうか。
ジークフリードのあの性格からして、アトラムと致命的な仲違いは起こしそうにないし。少なくともアトラムさんがあんな無残な最期を終えることはなかっただろうと思います。ただそうなると士郎がセイバーを召喚できない可能性が高くなるから、本編的にまずいのかな。
とにかく下巻に期待!
推察とか苦手なので、教会の地下で出会ったあの少女は誰だよとか、なんでアッドが円卓の騎士(だよね? あれ)を呼び出してるの? とか気になるポイントはたくさんありますが、全部下巻で謎解きしてくれると信じてます。
そして次回はどんな魔術を絡めた論理を見せてくれるのか、めちゃくちゃ楽しみです。
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