どうも、梅之です。
というわけで、呪術廻戦 懐玉・玉折第27話ですねー。
26話で「するっとしてるなぁ」って言ってたわけですけど。
……いや、これ、27話に色々と全振りしてきてたんだなと、しみじみ思う27話でした。
原作知ってるんで、理子ちゃんが死ぬのとか知ってたんですけど。
もっと言うなら、他の死ぬキャラも知ってるんですけど。
でも、知っていても、「え? 知ってる? 知ってるからってダメージが少ないなんて思ってる??」と全力で見てるこっちの心を潰しにかかってくるこのアニメ、一体なんなんだよ……。
めっちゃしんどいやん……!!
という感じで。
しんどいしんどい思いつつ、「これが私がほしかった呪術廻戦だよ!」となっているんで色々とやべぇ。
映像になってみて分かる理子ちゃんの境遇の切なさですね。
原作でも読み込めば、「あぁ、理子ちゃんお辛い……」ってなるんだけど、映像になったことで演出込みで理子ちゃんがこれまでどういう人生を送ってきたのかが伝わってくるのがさぁー、辛い。
天元様と同化できる人間だからって理由で、色んな危険を遠ざけて生きてきた。いつか天元様と同化するために。って言葉、言い換えれば「いつか死ぬために楽しいことを犠牲にして生きてきた」ってことで、理子ちゃん、ろくに旅行とかいけなかったんだろうなぁ、とか。
理子ちゃんのモノローグの場所が水族館の水槽の底になってるのって、綺麗だけど作り物で、本当は息苦しい(人間として生存できる場所ではない)って意味なのかな、とか。
色々考え出すと、もうしんどい。
世の中のためとはいえ、望まれる死というゴールを完走するために危険を遠ざけて楽しいことも遠ざけるって、いやまじで何のために生きてるの?(いや天元様と同化するためだけど)ってなるのがさー……、なんかもう、辛いしか言えなくて辛い。
これを3話目でやられるのも辛い。
で、確実に夏油さんの心を潰しにかかってるのも辛い。
ひとりの女の子の人生を消費して、その女の子が「もっと生きたい」って言ってその望みが叶いそうなところで殺されるのを目の当たりにするって、辛すぎるじゃん……。
こんな残酷な事をしてまで他者を守る必要があるの? って自問自答しはじめるのも納得だし。
夏油さんが闇落ちするきっかけとしては、怖いぐらいに十分すぎるやん……。
というわけで。
色々と心がしんどい27話でした。
いやぁー……、こういう展開になるのは知ってたけど、改めてアニメになったのを見ると、しんどい。
そしてしんどいついでに言うと。
灰原君の口調というか雰囲気が虎杖寄りだったことに、言葉がない。
もしかすると、そう感じたの私だけかもしれないけど。
灰原君のしゃべり方を聞いて、「えー……、虎杖か?」ってなってまして。
理子ちゃんの境遇とかは原作通りだけど、灰原君の雰囲気はアニメで強化されてると思うので(原作だとめっちゃ出てくるキャラじゃないので)、虎杖君を思い出す雰囲気なのが怖い。
…………スタッフが色々と、メンタルを潰しにかかっとる…………。
いや、こうなるの、なんとなく察してましたけどね?!
誰もここまでやれとは言ってないんだわ!!
というわけで、ごちそう様でした。
これからもゴリゴリメンタルを削られつつ、感想を書いていこうと思います。
コメント