んー。
ラストは面白かった。
面白かったんだけど。
読み終わって、「……で?」となる作品。
トリックは面白かったんだけど、ストーリーがなんか納得できない。
探偵側と犯人(正確には犯人を誘導する人間)側に確執があって。
犯人側にも事情があって。
決して犯人側が一様に悪いわけではなく(被害者とまでは言えないまでも)。
その犯人側を追い詰めていく探偵……っていう構図なんだけど、最終章で色々と今まで明かされてこなかった事実が分かる。
その事実がこの本一冊の中の因縁で、探偵側はその因縁にも挑んでいく。
面白いといえば、面白いんだけど。
でも、その今までの話の合間にあった因縁の真相が判明するまでがクライマックス。
いや、まあ、因縁がメインディッシュというか、一番の盛り上がりだからいいといえばいいんだけど。
でも、探偵側が犯人側を追い詰めてきた理由の人が最終章で死んじゃうし、死んじゃった後に敵討ちみたいな展開になるし。
最後には因縁は終わったけど、探偵は続けるみたいな感じになるんだけど。
でも、犯人側が死んじゃってるので、これ……、話を続けようがないのでは……。(いや、あくまでも話の流れとして探偵を続けるっていう展開になってるだけで、実際は続編とかないのかもしれないけど)
というわけで、「盾と矛/方丈貴恵」の感想でした。
それでは、次の一冊でまた!
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