・このページでは視聴した2023年夏アニメの第一話の感想を書いています。
・基本的にアニメのみの感想です(原作ありのアニメも原作や前情報は見てません)。
・見た感想をそのまま書いてるので、辛口な場合もあります。ご了承ください。
・梅之個人の感想です。ご参考にどうぞ。
どうも、梅之です。
というわけで2023年夏アニメ第一話マラソン、今回は8回目です。
今回感想を書くアニメは、ワールドダイスターですね。
演劇が大衆文化のひとつとなった世界で、役者としての最高の名誉“ワールドダイスター”を目指していくという、冒頭から中盤までオーソドックスのど真ん中を突っ切っていくような展開のアニメでした。
定番といえば定番。
なんというか、つまらなくもないけど抜きん出た面白さもなく。
面白いといえば面白いけど、欠かさず毎週見るか? と考えるとそれでもなく。
つまらなくないメリットはあるけど、めっちゃ見たくなるような魅力はそんなにない……そつないオーソドックスなアニメという印象。
アイドルものとか異世界ものでたまに感じる「このテーマが好きな人はみるだろうけど、それ以外の視聴者はなにを楽しみに見るんだろう?」って感じなんですよね……。
そんなわけで私はあまり魅力を見つけられず、「15分なげぇな……」と思って視聴していたわけですが。
正直、「え。嘘、まじか」って思ったのが、最後のシーン。
……………………、えっと…………、主人公の親友、イマジナリーフレンドってやつなのかな?
気づいた瞬間、一気にオーソドックスな演劇アニメじゃなくなった。
この定番化してると思った演劇アニメの中にぽんっと放り込まれた異物感、好きです。
冒頭から最後までがっつり登場する主人公の親友さん。
まあ、他のオーディションを受けに来た子達に付き添いがいない中で、なんで主人公の親友だけ側にいるんだろう? とか、違和感はあったんだけど。
でも最後のシーンで誰かに話しかけている様子の主人公の側に実は誰もいないのを見て、呆然とした。
いやぁ…………、まじか。
単純に役者になる夢を捨てた主人公の親友(後で一緒に役者になる)だと思ってたのに、実在しないかもしれないって方向に話を持って行くとは想像してなかったわ。
正直最後の最後まで「まあ定番化されたアイドルものかな」って侮ってたので、最後のシーンで主人公の隣に親友がいないのを見て、「え。まじか」ってなってました。
いい感じの異物感、いいなぁ。
親友は主人公が作り出したイマジナリーフレンドだから、主人公の可能性を心底信じている(というか一人の人格を生み出せるほどの才能があると知っている)ってことなのか。
見なくてもいいかなって思ってたけど、主人公と親友の関係性が気になるので、時間がある時にでもぼちぼち見ていこうと思います。
ごちそうさまでした。
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