・このページでは視聴した2023年夏アニメの第一話の感想を書いています。
・見た感想をそのまま書いてるので、辛口な場合もあります。ご了承ください。
・梅之個人の感想です。ご参考にどうぞ。
どうも、梅之です。
というわけで、2023年夏アニメ第一話マラソン12回目は、呪術廻戦 懐玉・玉折です。
まあ、なんていうか。
約束された勝利の剣だったなぁー……と。
もはや当たり前に面白くて、その面白さがどんな風に振り切れてるのかを楽しむアニメというか。
面白かったです。はい。
このブログを以前から知ってる人は周知の事実なんですが、呪術廻戦の第一期の感想書いてるんですよ。
その時から私の中で呪術廻戦の評価は高めなので、2023年夏アニメでの呪術廻戦についても「まあ面白いのは当然だよなぁ」って思ってたわけでして。
期待して、期待通りのものが返ってきた! という感じ。
……とまあ、「面白かったー!!」な呪術廻戦なんですが。
個人的に「うぉー、まじかぁ」と思った部分が、アニメにするにあたって付け加えられた部分の秀逸さ!ですね。
まず前提として、原作を知ってるアニメって「ある程度はシーンが端折られていたり、説明がなくても自分の中で補完して見れてしまう」っていうのがあるんですよ。
なのでアニメから入った人にとって不親切な構成でも気づかない事が多い。
……でも今回の構成、もはや原作を知っていても「うぉ、まじか。ここでこのシーンを追加したのか!」って思いませんでした? 私はめっちゃ感激しました!
原作だとほぼ五条さんに壊されるためだけに存在してた建物が、ちゃんと舞台装置になってる!
時代背景とか明確で。
なんであの館が呪われているのか説明があって。
歌姫と冥冥さんが赴く理由もしっかりしてて。
呪術廻戦という世界を知る上で、めっちゃ分かりやすい導線になってるんだが?!
いや、すごいな、スタッフさん。
この館のシーンを追加しようって発想がすごい。
だってこのシーンのおかげで格段に面白くなってるし、分かりやすい導入になってるもん。
冒頭で歌姫と冥冥さんが閉じ込められる館のシーンが秀逸すぎるんですよ。
きっちりとお化け屋敷感がでてるというか、どうしてあの場所がお化け屋敷になったのかを説明してるのがいいし、オカルトっぽさが出てるのもいい。
第一期の呪術廻戦ってどっちかって言うとバトルアニメ感のほうが強かったから、呪術廻戦の呪いっていうオカルトな題材があるわりにそんなにホラーチックな要素がでてこなかったけど。
今回は冒頭に「関係者が次々に失踪していく館」っていうのが出てきたから、まんまホラー映画感があってよかった。
というか、関係者が次々と失踪していく館って、呪怨ではなかろうか……??
まあ、呪いが呪いを生んでいく話だもんな。
館の説明をする時に画像が粗いホームビデオを使ってるのも、なんか「らしく」ていいですよねぇ。
というか、今回の冒頭の館のシーンが全部「らしさ」で構成されてるのが「うぉ! これいいな!!」ってワクワク感がいい。
呪術廻戦の根底にある「呪いが呪いを生む」「それを祓うために呪術師がいる」「呪いを祓わなければどんどん被害は増えていく」っていうのを、分かりやすく簡単に的確に表現してるのが館の話ですよね……。
話が進むとどっちかっていうと、この「呪いが呪いを生む」ってあんまり気にしなくなるんだけど(オカルト漫画っていうよりバトル漫画のテイストだから)、でもやっぱ呪術廻戦ってこういう作品だよなって気持ちが出てて好き。
というわけで、やっぱり面白かった呪術廻戦 懐玉・玉折でした。
いや、面白くないわけがないとは思ってたけど、原作にはないビデオの演出や館の情景、あと五条さんと夏油さんの青春とか、もうお腹いっぱいすぎる。
ごちそう様でした!
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