うめさくです。
「総評っぽいところではあんまり書かなかったけど、ここを突っ込みたい! 話したい!!」をまとめました。
基本的に私個人が思った事/感じた事になっていますので、ご了承ください。
好きな点
毛利のおっちゃんが保護者してた!
毛利のおっちゃん、保護者してましたね……。
いや、おっちゃん。いい感じでした。
この人、蘭ちゃんのお父さんだし、これまでも蘭ちゃん絡みで「父親」らしい演出はあったんですけど。
今回注目したいのは、コナンの保護者をやってた点!
今までも事件現場に入り込んでるコナンを殴ったりはしてたけど。
そういうんじゃなくて、新幹線の中でコナンがリニアに乗り込んでいると分かった時の反応とか。
子ども達がリニアに乗ると分かった時の反応とか。
なんか、リアクションがすっごく、保護者だった。
過剰な演出じゃなくて、ごく自然に、「そっか。毛利さんは蘭ちゃんとコナン君の保護者だもんな。そりゃあ心配するよな」って、じんわり見てる側に伝わってくるのがよかった。
めっちゃいいお父さんですよ、毛利さん……。
園子ちゃん、めっちゃいい子やん!
園子ちゃんがいい子なのは、まあ、原作やアニメ見てたら分かるんですが。
今回の映画でも、園子ちゃん、めっちゃいい子だった!
子供達を甘やかさないっていう姿勢を取りつつ、リニアのチケットが3枚だけになったら、それとなく子ども達に譲ろうとするし。
子ども達がリニアに乗らないように、仮面ヤイバーのチケットを手配してくれるし。
自分は興味ないのに、子ども達の引率もするし!
ストーリーには直接関係しないシーンが多めですけど、園子ちゃん、めっちゃいい子なので!!
ぜひ、見てほしいです!!
ジョディ先生と犯人達の対比がいい
犯人達が証人保護プログラムを「薄汚れた制度」と罵るシーンで、対比としてジョディ先生を持ってきたのは、「おおう……、すげぇな……」って思ってました。
このシーン、実際に商品保護プログラムで助けられたジョディ先生だからこそ、犯人側の主張を完膚なきまでに論破できるんだろうな……。
気になった点
いまいち狙撃シーンが地味
赤井さんの狙撃シーンが地味……。
いや、そもそも狙撃って地味めなシーンになりがち??
でも、今回の赤井さんの狙撃シーンで、終盤の伏線なので、狙撃してすぐは特になにも起こらず、終盤のあのシーンになって、「え。ああ!! あの時の赤井さんの狙撃ってそういう!!」と分かるわけでして。
この、狙撃から種明かしまでの時間があるから、瞬間的な盛り上がりが低めかな……。
もうちょっと派手目な狙撃シーンがほしかったです。
秀吉の見せ場が生かされていない
終盤で、犯人を追いかけるシーン。
あれって、秀吉さんの頭の中に周辺の地図が入ってて、詰め将棋みたいに相手を追い詰めていくっていうシーンなんですけど。
秀吉さんの台詞と、その指示に困惑するキャメルがジョディさん達が描かれていて、見てる私からすると、いまいちすごさが伝わってこない……。
ジョディさんがどこにいるのか分からない。(待機してるけど)
キャメルは犯人に接近したり離れたりしてて、指示通りに動いたら、見えなくなった犯人の車を見つけて、「え?!」って驚いたりしてるけど、見てるこっちはそのすごさを共有できない。
いまいち伝わってこないから、なんか、カーチェイスがご都合主義に見えてしまう。
秀吉さんの最大の見せ場なのに、もったいない……。
なんていうか、秀吉さんの頭の中の水が見えて、犯人とジョディさんとキャメルの俯瞰図とかあったら、分かりやすくてよかったのになって、思ってしまいます。
うめさくでした。
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