【クトゥルフ神話TRPGノベル 俺の正気度が低すぎる】探索者あるあるを詰め込んだ本!

品ぞろえが悪くなった!!!! と一人で叫んでいた某書店に行って、「今まではもっとTRPGのルルブがあったのになぁ」と思いながら本棚を見てたら見つけた一冊。

ほとんどタイトル+表紙買いでした。

きちんと封がしてる書店だったので中身チェックもできず、「んー? 気になるけどなぁ」でその日は終わったけど、AmazonとかTwitterで評価見たらそこそこよかったので購入。

読み終わった感想を一言でいうなら、「ふつうに面白かった!!!!!」ですね。

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ふつうに面白かった。で、(実質)一日で読めた。

主人公がクトゥルフ神話TRPGの探索者に転生したのはいいけど、自分の正気度が低すぎて(正気度35とか)悲鳴を上げつつ生還を目指すというストーリーでして……、実質一日で読めました。

最近(実質)一日で読める本ってなかったから、サクサク読めたのにびっくり。

セッションを文章化したリプライとは違うけど、基本的にはそんなノリで主人公の一人称にちょこっと状況描写が入っていて、あとは台詞なので、文章は物凄くやさしい。

そして随所に入るクトゥルフ神話TRPGネタが面白い。

「あー。うんうん、私だったらそうする」とか「なるほど! そう切り抜けるわけか!」とか、クトゥルフ神話TRPGの中にメタ知識を持った主人公が入ったからこその切り抜け方や返し方があって、読んでいて爽快でした。

逆にいうと、普段三人称で状況描写がばっちり入っているような小説をメインに読んでいる身からすると、主人公の語りやTRPGの説明なんかでページがあっという間に過ぎ去っていくので(実質一日で読み切れるのも納得)、ライトノベルとか読んだことがないと読み慣れないかも。

でも状況描写がない=読み足りない、物足りないってならずに最後まで全力疾走で読み切れるのがこの本の凄いところです。

作品考察

クトゥルフ神話TRPGを知ってるからこそ分かるネタ

私は一応探索者もKPもやったことがあって、ニコニコ動画とかでセッション動画も見たことがあるのである程度は「クトゥルフ神話TRPGネタが分かる」勢なんですが、この本は絶対にクトゥルフ神話TRPGを知ってる人が読んだほうが面白い。

むしろ帯とかに「TRPG経験があるほうが楽しめます」って、但し書きがあってもいいんじゃないかな? ってレベルで、未経験と経験済みだと面白さが変わってくるんじゃないかな? って思います。

神話生物出てきますし。

その神話生物が出てくる前に、セッションで探索者がメタ読みできるレベルでの伏線もばっちり用意されてるし。(伏線大好きウーマンとしては伏線に主人公が気づいて解説してくれるシーンが大好きです)

クトゥルフ神話ネタも出てくるし。

TRPGだからこその「一足りない!」ネタとか、探索者をネタキャラ的に作っちゃうところとか、精神分析持ち大事!! とか。

クトゥルフ神話TRPGあるあるがこれでもかと放り込まれてる本だから、TRPG経験者にめちゃお勧めしたい本です。

クトゥルフ神話TRPG未経験の人に優しい本か?

優しい優しくないでいうと、多分優しくないかな……?

説明は主人公がしてくれるので大丈夫だけど、いまいち主人公が何に焦ってるのか、とかどうしてそんな感じになっているのか? とかは、実際にセッションしたことがあるほうがより切実に迫力満点で伝わってきそう。

なんとなく、半分ぐらい楽しめればいいかな? って思います。

まとめ

  • クトゥルフ神話TRPGあるあるがこれでもかと詰め込まれた作品
  • セッション経験者のほうが楽しめると思う
  • 文章を楽しむというよりは雰囲気とストーリーを楽しむ作品かな

率直に言うと、続編ほしい。

だって冒頭で殺された探索者もいるし、主人公のカケルと途中参加するナビキちゃんのラブロマンス(があるかどうかは不明だけど、クトゥルフ神話TRPG世界では一緒にいたけどこのふたり現実世界では出会ってないですしね)も気になるし。

神様? っぽい人がいろいろと成長していく姿も見てみたい。

続編が物凄く楽しみです。

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