・このページでは視聴した2023年夏アニメの第一話の感想を書いています。
・基本的にアニメのみの感想です（原作ありのアニメも原作や前情報は見てません）。
・見た感想をそのまま書いてるので、辛口な場合もあります。ご了承ください。
・梅之個人の感想です。ご参考にどうぞ。
どうも、梅之です。
というわけで、2023年夏アニメ第一話マラソン、今回は6回目ですね。
今回感想を書くアニメは、弱キャラ友崎くんです。
タイトル偏見をすると、「あー、なるほど。ようするに陰キャな主人公が陽キャな女の子に囲まれてキャッキャする話かな？」と思っていたわけですが。
想像以上に主人公……、友崎くんの癖が強すぎた……。
端的にいって、友崎くんはとんでもなく卑屈。
いやこの話1話で出てくるヒロインをはじめ、友崎くんに突っかかってくる陽キャのイケメンとか、なんていうかぱっと見で「あ。この子、性格良さそう……」っていうキャラがほぼいないアニメなんですが。
その中で主人公をやろうっていうわけだから、とにかく友崎くんの癖が強い。
そして、1話の展開がしんどい。
私にはしんどく感じられて、30分どころか15分がめっちゃ長かった。
なんだろ、友崎くんの言ってることが薄暗い未成年の主張というべきか。
なんというか、生々しい陰キャの遠吠えというべきか。
勝手なイメージとしてこの手の陰キャな少年が主人公のアニメって、明るいコメディに話を持って行きつつ、暗くならない程度の自虐をいれて、時々甘酸っぱい恋愛モノを入れてくるものだと思い込んでいたんですけど。
逆キャラ友崎くんは、コメディ要素入れてなくて大丈夫？！ってレベルで、コメディの存在感が薄く。
しかも友崎くんの声優さんの陰キャの叫びが生々しいので、「ええええええ…………」と、ちょっとなり。
1話の終わりを見て、「あー。リア充になるために友崎くんはこれからいろんな人に気味悪がられるんだろうな……。陰キャが急に陽キャの真似したら周囲の反応怖いよなぁ……」と陰鬱な気持ちになるという、なんというか、すごく居心地の悪いアニメでした。
いや、陰キャな少年の恋愛ものっていうのもいいと思うんだけど。
ただある意味自分中心に世界がまわってる陰キャ少年の生々しくも痛々しい叫びを30分聞きながら、なんか恋愛要素もありそうなアニメを見るのって、面白いんだろうか。
むしろコメディ要素があまりない点を見て、「この生々しい陰キャの少年がリア充になるまでの過程を一緒に応援しよう！」がコンセプトだとすると、……いやそれでも、面白いのかな。分からん。
うん。なんとなく言いたいことがまとまったんですが、
1話で「あ、このアニメ面白そう！！楽しみ！！！」って思える要素を見つけられなかったんですよね……。
逆にあの友崎くんの叫びをぶつけられて、「あ。このアニメ面白そう」って思えた人が、このアニメに選ばれた人なんだろうけど、私は無理だった。
ごちそう様でした。
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