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【サマータイムレンダ】24話“Summerime re-rendering”の感想レビュー(ネタバレあり)|影の潮ちゃんありがとう!!

この記事は約4分で読めます。

※この感想は、サマータイムレンダの原作を読んでない管理人が書いています。なので一部、「あれ?これ原作ではもう明かされてるけど??」みたいな考察や感想があるかもしれませんが、そこら辺は微笑ましく見てくださることを推奨します。

≪3行で感想まとめ≫

  1. 最終回一話前だった!
  2. 影の潮ちゃんがよかった!
  3. さて、最終回はどうなるのかな……?

ああああ!! 今回最終回じゃないやん!!
最終回一話手前だ!!!
というわけで、来週もあるよ!!!

とか思いつつ、でも気持ちは最終話……。
シデさんを倒して、潮ちゃんが過去の慎平君に瞳を渡して。

過去の出来事が一気に未来に繋がっていく、タイムリープものの王道っていうか必見な展開でした!

めっちゃ、よかったよ……。
シデさんとのギリギリの攻防!
なんだかんだでひづるさんが行った“竜之介君がシデにとりつく”という行為の再現!
これ、消えた時間で一回やっただけなので慎平君はしないのかな? って気になってたんですけど。
ここで、まさか慎平君達にとって不利な形で再現されるなんて……。
そして勝利後の、潮ちゃんと慎平君の会話!

とにかく、この会話というか演出がね……、よかったんよ……。

サマータイムレンダって、慎平君と潮ちゃんの愛の話なんだけど。
私にはどうしても、「で? 本物の潮ちゃんは?」って気持ちになってて。
澪ちゃんには人間の澪ちゃんがいるから、影の澪ちゃんは偽物って分かるし。
サマータイムレンダの中で、本物みたいに扱われてるのは、影の潮ちゃんだけなんですよね。
でも、本物の潮ちゃんは話が始まる前に死んでいて。
影の潮ちゃんはあくまでも“影”であって、本物じゃないんですよね……。

つまり、慎平君が作中でどれだけ潮ちゃんへの愛を語ろうとも、それが“本物の人間である潮ちゃんに届くことはない”っていうのが、気になってて。

サマータイムレンダって、愛の物語だけど、取り返しのつかない喪失の物語だとも思ってた。

いやいや、影の潮ちゃんも記憶とか持ってるし、本物じゃん? ってなるけど。
でも、だったら影澪ちゃんが澪ちゃんを殺して成り代わることが正当化(記憶や感情が受け継がれるなら)されるわけで。
影が本物に成り代わるのを否定するからには、影の潮ちゃんも否定しなくちゃいけないと思う。(まあ影の潮ちゃんは本人を殺さなくていいので、実害はないんだけど)

どちらにしろ慎平君の潮ちゃんへの想いを、人間の潮ちゃんは知らずに死んで。
その想いを影の潮ちゃんは受けることができるけど、人間の潮ちゃんは知らなくて。

人間の潮ちゃんが死んでしまって慎平君の思いを受け取れない、どうしようもない真実。

ハッピーエンドに見えるけど、なんていうか。
慎平君は、「もうこの想いを人間だった潮に伝えることはできない」というのに無頓着っていうか。
慎平君は後悔(潮ちゃんに告白できなかった自分)を昇華できるからいいけど。
影の潮ちゃんはそれでいいのかなって、気になってた。

人間の潮ちゃんも自分には違いないけど……、なんつうかなぁー……って感じでした。

ので!
最後に影の潮ちゃんが慎平君に瞳をプリントするシーンが、めっちゃ良くてだな!?

今までのもやもやが吹っ飛んだ。

あそこで出てきた思い出って、間違いなく影の潮ちゃんの思い出で。
人間の潮ちゃんは持ってなくて。
こう、「影の潮ちゃんって慎平君のこと好きやけど、でもそれって人の潮ちゃんの感情だし……」ってもやってた私に、「ほら! 影の潮ちゃんも慎平君達との思い出がこれだけあるんだよ!」って、突きつけてきた感じ。

あのシーンで、そっか。影の潮ちゃんも慎平君のこと、本当に好きやってんな……。って気づけたので。
これまでなんとなく慎平君に抱いてた、「いや、人間の潮ちゃんに言えなかったことを影の潮ちゃんに言っててもな……」っていう、釈然としない気持ちがなくなったというか。

めっちゃいい話でした。

さて、最終回どうなるのかな。
影の潮ちゃんがくじらを消したので、歴史は変わってるだろうし。
あのシデさんの出来事がなくなるなら、人間の潮ちゃんも生きてるんだろうし。
すべてがなかったことになりましたエンドなのかなって思うんだけど、どうだろ?

最終話も楽しみにしています。
うめさくでした。

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