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【呪術廻戦 懐玉・玉折】第28話 (第2期 第4話)「懐玉-肆-」|夏油さんがしんどい。

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どうも、梅之です。
というわけで、呪術廻戦 懐玉・玉折第28話ですね……。

悟君が死に(いや死んでないけど)、理子ちゃんが死に、たぶん黒井さんも死に、夏油さんも瀕死になり……。
最後には伏黒パパも死に。
過去編じゃなかったら、「なんでこんなに人が死ぬんだよ!!」って叫びだしそうな28話でした。

めっちゃ、人が、死ぬ。

原作を読んでるんで、人が死ぬのは知ってたけど。
めっちゃ人が死ぬ。
そして祝福される。
今回は悟君と伏黒パパの戦闘で感想まとめるかな? って思ってた時期が私にもありました。
全然そんなことにならなかったけど!

夏油さんが、しんどい。

過去編って五条君が五条先生になった経緯だし。
夏油さんが呪詛師になったきっかけの話だろうし。
非呪術師を守るってスタンスだった夏油さんが、非呪術師を猿呼びするまでの話なんだけど……、こ、こまでご丁寧に夏油さんを潰しにかからなくても……。

人が何かを決意するまでの話としてもうすごくいいんだけど、すごくしんどい。

理子ちゃんが死んでるんだよなぁー……。
人の遺体を物みたいに扱ってるんだよなぁー……。
盤星教でのあの拍手のシーン、みんな笑顔で、女の子ひとりの命が奪われたことに悲しむことがいなくて、むしろみんな当然のことだと思ってて、もしかするとその“当然”っていう感覚すらないままに命が奪われたのを受け入れてて。

あいつら、同じ人間か? ってレベルで、人の皮を被った奇妙な生き物で。
あれを助けるために呪術師をやってるなんて言われたら、「ふざけんな」って言い出したくなるのも分かる。

自分達の信仰のためにひとりの少女の命を犠牲にしたって認識してる(でもまあそれでも遺体を物扱いしてるんだけど)上の人のほうがまだマシっていう気持ちにさえなりそうで。
盤星教、総じて、あかん。
なんというか……、気持ち悪いって言えばいいのか。
原作ではそこまで感じなかった“嫌悪感”が、ひしひしと伝わってくるのが(そしてそれに対峙してもまだ踏みとどまろうとする夏油さんの足下がもう底なし沼みたいになってるのが)、怖い。

落ちていくしかないっていうのが、もうね……。

で、ちょっと思ったんですが。
そんな夏油さんが後に、宗教的なものをぶちあげたっていうのが……、なんともな……。
夏油さんにとって今回の盤星教での一件って、かなりのトラウマものだと思うし。
人間ってここまで無自覚に人の死を物のように扱って死を祝福できるのかって思うと、自分の目的のために宗教を作るってできるのかなって思うし。
そもそも宗教っていう発想自体、気持ち悪くてできないんじゃ? って気がするし。
お金とか活動拠点とか手に入れるのに宗教が最適解だったとしても、夏油さんの中で「そうだ。宗教をしよう」ってなった経緯が知りたい。

盤星教の偉い人が言ってたみたいな、「呪術師は一般人に手が出せないから盤星教は非呪術師の集まりを通す」みたいなのかもしれないけど、てっぺんが夏油さんならめっちゃ呪術師が関わってるって分かるもんなぁ。
行動を移すまで徹底的に非呪術師を利用しよう(盤星教ほどじゃなくても盲信させてれば便利だと思ったのか?)って思ってたのか。
夏油さん、なんで宗教をはじめたんだ……??

というわけで、心臓が痛い28話でした。
原作知ってるんで、今後の夏油さんの顛末とか知ってるんですけど……、知ってても、ここからどんどん転げ落ちていく夏油さんを見るのは辛いんだよ……。

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