舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」を見に行って来ました。
感想は……、いやもう「感想? そんなん「すごかった」としか言いようないわ。かっこよすぎだわ。なんなのあれ?? もう言葉が出ないんですけど?」って感じです。
それだけすごかった。それだけかっこよかった。
素敵な舞台を本当にありがとうございます!!!
ここから先はネタバレです!
演出が格好よすぎた……
舞台って今まで実際に見たのが小さめの劇団がやってた奴だけだったので、今回の文豪ストレイドッグスみたいな大規模収容での舞台ははじめてたんですが。
すごい。
格好いい。
なにこれ。
異能力とかも演出で表現されてるし、なにより一番びっくりしたのがOPがあったこと。OPを映像で流すっていうのは、ライブビューイングでみたことあったけど、映像+役者さんっていうのははじめてで、OPからしてもうずるずる引きずり込まれてる。すごい。
織田作すげぇ……!
黒の時代は織田作之助という人間のためにある作品、だと勝手に思ってるんですが、舞台もやっぱり織田作がすごかった。
原作通りのストーリーなんだけど、もう凄かった。
私自身が舞台を見に行く前から原作で織田作好きというのもあるんだとは思いますが、格好良かった。
織田作凄すぎた……。
一番何にもまして「すごい!」って思ったのが、織田作が絶叫するシーンですよ。
あのシーンは原作でも読んだしアニメでも見たので、それこそ舞台を見に行く前から「あのシーンがある」というのは分かってたんですけど、実際に織田作の絶叫を舞台で聞いた時にもう涙が大変でした。
あの、どうしようもない絶望感は、もう舞台だからこそなんじゃないかな……。
アニメで見た時は織田作が最後にジイドと戦うのを決めたのは、間接的にではあっても子ども達が自分のせいで死んでしまった(何があっても人を殺さないと誓ったのに自分が原因で人が死んでしまった)事に対して、もう人を殺さないという誓いは意味がないって感じに聞こえたんですが、舞台ではもうはっきりと「復讐」ってニュアンスなんですよ。
だから武装して子ども達に対して「静かに眠れ」というシーンも、アニメでは淡々と静かに言うけど、舞台では穏やかに明るく、いつも子ども達に語り掛けるように言ってるんですよ……。
本当に織田作がかっこよすぎました。
舞台のDVDってあんまり買おうと思ったことがなかったんですけど、今回はもう買うしかないな……。言葉が出ない舞台って本当に、こういうことを言うんだろうなぁ……。