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【劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly】思わず「イリヤァ!!!」と叫びたくなること間違いなしです

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劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly 見てきました!

率直にいって、なにこれ面白い……。

いや、面白いのははじめから約束されてるようなものなんですけどね?

ゲームでもプレイしてたから内容知ってるはずなのに、内容を知ってるって感覚をはるかに上回ってくる演出、演出、これまた演出!!! 

そして「第二章のラストはどのあたりになるのかな?」とドキドキしながら見てたら、最後はあれかぁぁぁぁ!!!!! となって、怒涛の最終章へ!!

神父好きなので第二章でやっとこさ神父の戦闘シーンが見れるんでは? と思ってたんですが、甘かった……。まだまだだった……。

でも最高の第二章でした。

ここから先はネタバレです!

ゲームの桜ルートだとあんまり感じなかったけど、イリヤがさぁ……。

というわけで、劇場版桜ルート第二章の感想なんですけど……。

まず言わせてほしい、イリヤがいい。

もともとイリヤって好きなキャラの一人なんですけど、セイバールートとも凛ルートとも違う桜ルートのイリヤがいい。素敵、かわいい。……そしてこの表現が正しいのかは分からないんですが、可哀想で気の毒で、でも救われるんだなと思うと胸にじんっときます。

ゲームの桜ルートだと最後に士郎を助けてくれるのがイリヤってぐらいであまりイリヤに感情移入することはなかったんですが、劇場版だとかなりつらい。

イリヤの存在が辛い。

イリヤの存在の掘り下げ具合が半端ない。……というか、見てる側の「イリヤスフィール」という存在に対する知識があるから、見てると「イリヤ、今どんな気持ちなのかな……」と考えて泣きそうになります。

第一章でのっけから士郎を殺そうとしたのに、桜を助けるなら自分は士郎の味方だよって言うイリヤが辛い。

これって絶対にアイリさんと切嗣さんのことが前提にあっても台詞ですよね。

最初のフェイトの頃はイリヤが抱えてる事情とか何も分からなくて、ゼロが登場してはじめてイリヤの事情が分かって(ホムンクルスだけどアイリさんや切嗣さんとの間に生まれて平穏な時期があって、でも聖杯戦争でそれを失って(しかもお母さんを殺したのが父親(世界を守るための選択)というおまけ付き)、それで自分が次の聖杯戦争に参加することになって、で士郎にあって「殺す」ってなってたけど、その士郎が切嗣さんと同じ道を進まずに世界にとっての敵になるかもしれない(アイリさんと似たような境遇の)桜を助けると言うなら「私は士郎の味方だよ」って……、もうイリヤァァァァ!!!! ですよ。

イリヤにしてみると、どうして切嗣(お父さん)はアイリ(大事な人)よりも世界を選んだの? って気持ちがずっとあったんだろうな……。

イリヤにとっては愛憎入り乱れる切嗣さんと同じ轍を踏まない士郎を助けたいって気持ちがあるんだろうけど、今回の第二章の劇中でイリヤが知っていた事情も事実とは少し違っているのが分かるのがいい。

実は切嗣さんは聖杯戦争が終わった後にイリヤを助けようとしていたのが分かって、「大事な人の傍にいられないって辛い」ってタイガがいうわけですけど、そっか、多分これがイリヤの最後の行動に繋がるんだろうなぁ。

切嗣さんもイリヤのこと大事だったんだよ!! というのは、ゼロを知っている視聴者だからこその叫びなんですけど、その切嗣さんの気持ちが少しでもイリヤに伝わってくれればいうことなし。

まだ第二章なんですけど、イリヤが少しでも報われてくれたならって思います。劇場版の桜ルートは桜が救われる話だけれど、イリヤが救われる(精神的に)話でもあるんですね……。

圧倒的な戦闘シーン! でも蟲嫌いはかなり大変です

で。フェイトといえば戦闘シーン! 桜ルートといえば蟲!!! なんですが。

ま、まあ……あのおじいちゃんが出てくる時点で蟲が出てくるのはかなり予定調和なんですけど……。

それでも不意打ちで出てきたり意味わるく登場したり(まあそれも仕方ないんですけど)するので、蟲嫌いだと見てると思わず悲鳴を上げたくなるシーンあり。

そして戦闘シーンですが、第一章の戦闘シーンをはるかに凌駕する……、え、これ言葉でどう表現したらいいの? ってレベルで格好良すぎて、見てるこっちの時間の概念が吹っ飛んでいく映像美です。(もう語りだすと「格好いい」としか言わないので、これはぜひ劇場で確認してほしいです!)

そういやぁ私、ゲームはプレステ版しかやってないわぁ……。

で。今回一番実感したのが、これ。

私、フェイトはプレステ版なんですよ。つまりR18シーンはなし。

桜の事情的にそういうシーンが入るのは必然なんですけど、実際に映画館の大スクリーンで見ることになって「あ! そうだった!!!私、このシーン見てないわ!!!」ってなってました。

映画館が微妙にどよめいたので似たような人多いんじゃないでしょうかね……。

今回の映画化をきっかけにPC版がまた出てくれたらいいのになと思います。

というわけでイリヤに感情移入しつつ、「蟲怖い!」となりつつ、怒涛の展開すぎて「第三章は来年かよ!!!!」ってなってました。

アニメ映画と考えるとそれなりに長い映画だったと思うんですけど、時間を吹き飛ばす勢いで繰り広げられる戦闘シーン+ほのぼのと時間が流れていく日常シーンの組み合わせが絶妙で、長いと感じるけどダレない、むしろもっと先を見せてくれ! と思う映画です。

ラストのあの終わり方も、そりゃ第三章への繋ぎで考えるとあのシーンが絶妙だろうなって思うけど、実際のあのシーンで切られると「ここかよ! いやそうだろうけど!! でもここなのか!」ってなるので……、なにもかもが絶妙過ぎます。

第三章、楽しみすぎますね……。2020年ですよ、頑張って生きよう。

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