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【サマータイムレンダ】12話“血の夜”の感想レビュー(ネタバレあり)|濃密な30分すぎて、なにも思い浮かばない。

この記事は約4分で読めます。

※この感想は、サマータイムレンダの原作を読んでない管理人が書いています。なので一部、「あれ?これ原作ではもう明かされてるけど??」みたいな考察や感想があるかもしれませんが、そこら辺は微笑ましく見てくださることを推奨します。

≪3行で感想まとめ≫

  1. 濃密な30分だった……。
  2. 生きてる人間と死んだ人間の尊厳の揺らぎがいい。
  3. 影の狡猾さがいいよね。

というわけで。
サブタイが怖い、12話です。
……いやぁ、なんていうか。

濃密っていうか、なんともいえない30分でした!

いや、面白くなかったとか。そういうのではなくて。
今までのサマータイムレンダって、見終わったらその時点で、なにか書きたいことって浮かぶんだけど。
今回の12話は、思い浮かぶことがなかったっていうか。
いや、なにも思い浮かばなかったっていうのも、ちょっと違ってて。

ひるこ様って、女の子好きなんだなぁーとか。
細目の女の子がいきなり和歌山弁になると怖いなぁーとか。
こう、思う部分はいっぱいあったんですが。
その思う部分を全部ひっくるめて、なんとも言えなくなる30分でした。

いやぁ、……うん。

生きてる人間を影に喰わせるぐらいなら、そりゃあ死んだ人間を喰わせたほうがいいし、ばれなきゃ被害も少ないし……、でも人間としての尊厳を放棄してるこの感じ、いいな。

生きてる人間の方が大事じゃん? って、すごく正論だけど。
この正論をかかげて遺体を化け物に喰わせているとなった時点で、それはもう死への冒涜にしかならないっていう、分かりやすい構図。

死んだ人間の肉体はあくまでも肉の塊だけど。
それを愛しんで大事に思ってる人間からすれば、当然に本人であるっていう当たり前の価値観と、でもそれを影に与えなければ生きてる人間がヤバいっていう危機感とのバランスがいいよね。

しかも、あれ、遺体の片方は刑事さんだから。
たまたま島にきた刑事さんがたまたま死亡するっていうのも都合良すぎるので、たぶん、菱形家にいた影が殺してるんだよな。

分かってたけど、色々と影がヤバすぎる。
というか、敵である影が狡猾すぎるというか。

そりゃあ窓君や朱鷺子ちゃんの祖父のもっと前の世代から、島にいたのだとすると。
自分達が情報をコピーしつづけた人間が求めているものや、欲しがってるものも理解してるわけで。
今の菱形家の場合、それが「朱鷺子ちゃんのお母さん」なのも分かっててやってるんだろうし。

自分達を排除すれば大事なものも失うよって脅してる(そして知性を持ってるから交渉の余地があるように見せている)のが、もう……最悪な相手っていうか。

本当はまったく人間のことを餌としか思ってないし、わかり合えない相手なんだけど。
澪ちゃんは狙わないとか、めっちゃ嘘ついてるしな!

で。
慎平君の能力って目を失えば、使えなくなるんじゃない? と、密かに心配していた私ですが。
とりあえず目を失っても復元されるというか、能力自体を奪うことはできないようで。

タイムトラベルの能力を奪われる事はない⇒そのかわり相手も能力は知ってるから慎平を殺さない⇒周りの人間が惨殺されるのを見続けることになる……、っていう展開になってるのにも、震えています。

絶望量産機やんけ……。
しかも今回みたいに指を切り落とされる危険性を考えると。
安易に拳銃とかに頼ることもできないし。

影もどんどん慎平君を殺さない様に工夫してくるだろうし。
慎平君がどんな風に死んでいくのかも、サマータイムレンダの魅力? なのかな??

慎平君の能力を他者が奪うことはできない。
潮ちゃんの影は、他の影とは違うっぽい。

このふたつが鍵になって、今後ハイネとかあの謎の影相手に勝利をもぎ取っていくんだろうけど……、やっぱ、全然想像できないわ!!

そもそも、潮ちゃんの影……、あの子は何者なんや??
希望はあるけど、その希望の形が分からない。

というわけで、ごちそう様でした。
早いもので、来週からは後半クールに突入するんですね……。
楽しみです。

うめさくでした。

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