どうも。
というわけで、五十嵐貴久著「リベンジ」 の感想です。
#読了
— ハルノラッカ (@huhahaha_zikaki) September 24, 2024
リベンジ/五十嵐貴久
ようやく!ここまで!!読めた!
今回は次のリボーンの前哨戦みたいな感じなので、さくさく読めた。で、読んでいくと「あ、なるほど。これってあそこの事を言ってるんだな」とか分かるんで、伏線好きだから大満足。次でようやく終わりだー!!! pic.twitter.com/2PMs4jsXfR
図書館でうっかり最終巻の「リボーン」を借りてしまって、「これ、最終巻やん!」となったので、慌てて最初の“リカ”を読み出したのはいい思い出……。
というわけで、ようやく“リボーン”に繋がる物語「リベンジ」までたどり着けました!
それだけで結構感無量なんですが(途中「リメンバー」あたりで読むのをやめようか検討もしましたね……)、まあ今回のリベンジですが。
よくいえば、前哨戦。悪く言えば、不完全燃焼。
全体的に、「なんかあっちこっち歩き回った割には、そんな盛り上がりはないよな……?」という印象。
といいつつ、人はしっかり死んでるし、ラストのリカと青木の戦いはクライマックス感たっぷりだったんですが、いわゆる「中だるみ」が強い一冊だったのかなと思う。読み進めていけば、この本で青木達があっちこっちにいってるのはリカの陽動(リカの思考をあえて青木に読ませることで青木の行動を支配して誘導していた)って分かるんだけど、それが分かるまでは色んなところをリカの痕跡を求めて動き回っているシーンが続くので、「この本、面白いな!」って感じではないのが残念。
一冊まるまるをリターンの時に自分を傷つけた青木への復讐に費やしたと考えれば、リカの執念すげぇな……ってなる。
今までは一冊で話が収まっていたので、起承転結があったけど。
今回の一冊は、起承転結の起承ぐらいで終わってる印象があって、イメージは「次回へ続く!」。この心の中にある不完全燃焼感は次を読んだら解決するのかどうなのか。
この一冊だけだと、なんともいえねぇー……。
というわけで、次ですね。
では。
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