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【Vivy -Fluorite Eye’s Song-】6話の感想と考察(ネタバレあり)|心を持つということと、歴史を変えるということと。

この記事は約7分で読めます。

≪3行で感想まとめ≫

  1. また双子に(エステラとエリザベスとは違うけど)やられた……。
  2. ヴィヴィが感情を持っているシーンをここまでえげつなく書くなんてすごい。
  3. 来週はヴィヴィ出てくるのかな。
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Vivy -Fluorite Eye’s Song- 6話の感想

というわけで、Vivy -Fluorite Eye’s Song-第6話みましたー。

いやだから、犯人とか事件の関係者に双子をいきなり出してくるのは禁止……。
でも今回はエステラとエリザベスの件があったから、気づいてもよかったのか。

毎回想像の範疇外から殴ってくるVivy -Fluorite Eye’s Song-がマジで怖いです。

で、今回の想像の範疇外だったポイント。

実はグレイスはメタルフロートのマザーAIになってた!!! 点。

た、確かに、前回でMが「マザーが~」みたいなことを言ってたけど。
これって機械達を統括してるコンピューターが存在するって意味で、まんまAIをマザーAIにしてるとは思わなかった……。

そしてそのAIに選ばれたのが、結婚のプロポーズを受けた直後のグレイスだったという、悲劇。

100年後の歴史では人類とAIの初の結婚になるはずのふたりが、まさかAIの急速な発展のせいで、引き裂かれていたとは……。

で。
今回のメタルフロートの暴走はグレイスの「島の存続」という使命と、冴木博士が作ったウィルスの島の強制停止の命令がバッティングした事による暴走って結論がでたわけでして。

思ってたより、事態は深刻??

つまり、ウィルスそのものがAIに人間を殺させるのではなくて。
ウィルスと使命の間にバッティングがあると、(ウィルスを仕込んだ人間の意図から外れて)AIが暴走する可能性が出てきたってことか。

島で生成される部品に欠陥があるのかな? と想像してたので。
実際は島の部品ではなく、AIの機能そのものが暴走の要因になるっていうのは……ちょっと思っていた以上にヤバい。
使命の内容によっては、どんなAIでも暴走させられるってことだもんね? これ。

でも、伏線にしては壮大すぎる気も、しないではないけど。

冴木博士のウィルスが出てきてから、ウィルスが人類とAIの戦争に使用された説を推してたんですが。
全AIがウィルスと使命がバッティングして暴走っていうのも、なんかしっくり来ない展開だから、ないかな。
100年後のニーアランドにも、今回のメタルフロートみたいなマザーAIが存在していて、そのマザーAIにウィルスが仕込まれて暴走……だったら、ワンチャン??
そのマザーAIが実はヴィヴィで、実は100年後の未来ではヴィヴィは博物館送りになってなくて、マザーAIになってました!! だったらどうしよ。

……いや、この展開、アリじゃないか??

この展開だったら、マツモトの歴史改変がガバガバな理由に説明がつくし(ヴィヴィを成長させてマザーAIになる可能性を回避しようとしてるとか)

でもVivy -Fluorite Eye’s Song-って、案外伏線を張らずに大事な情報をどどんっと出してくるから。
まだ100年後の惨劇の原因が出てない可能性もあるかな。

そして、今回の6話。忘れちゃいけないのが、
これまで色んなことがあったヴィヴィの感情の成長が見られる回だったって事ですよ。

……、視聴者としては、胸熱じゃない?
だって、1話では心を込めて歌を歌えなかったヴィヴィが、「歌とはなにか」を理解できるようになったんだから。
でもさぁ、でも、だからこそ、この演出はエグい。

AIが感情を理解できるようになるって、一般的なアニメだったら感動のシーンのはずなのに、Vivy -Fluorite Eye’s Song-ではひたすらエグい。

歌に心がこもってるとか。
そういうのをヴィヴィが理解できなかったら、もっと淡々とグレイスの破壊ができただろうに。
ヴィヴィには、もうそれが分かってしまうのが、辛い。
1話のヴィヴィなら苦しまずにできたかもしれないことが、6話のヴィヴィには苦しいことなのが、伝わってくるのが、エグい。

きっとヴィヴィ自身も、1話で歌ってたのはマザーAIになったグレイスの歌と大差なかったんだよ。
でも、今は違う。心を込めて、歌うことができる。
だからこそ、マザーAIの歌が「歌」でないことに気づき、苦しんで、でもマザーAIの破壊を決意できる。

そんなヴィヴィの感情があったからこそ、グレイスを取り戻そうとした冴木博士も手を貸したんだろうけど。

その冴木博士が最後の最後で、ヴィヴィの感情にとどめを刺すのって、もうえげつない!

ここまで、えげつないのてんこ盛りをする必要がある?!
うん、まあ、あるんだろうけど! AIの成長って胸熱展開だもんね!!

でも、ヴィヴィが冴木博士の前で、自分は歌で人を幸せにする使命を持ったAIじゃないと否定して。
その後で冴木博士が、ヴィヴィの歌がグレイスだったって言うのも酷い! 

だってその「歌で人を幸せにする」という使命を、ヴィヴィ自身が否定してるんだよ……。
冴木博士はヴィヴィの歌でグレイスと繋がっていたのに、それをヴィヴィに否定されて、ヴィヴィがグレイスを殺して、もうあそこであの結末を選ぶしかなくなって。

冴木博士は、ヴィヴィの目の前で、ヴィヴィによって運命をねじ曲げられた一人になってしまった……んですよね……。

これまでは運命通りに死ぬ人がいるぐらいで、ヴィヴィの行動によって不幸になった最初の人が冴木博士なのが、ヴィヴィの歌で救われるはずだった人なのが、もう、歴史を変える残酷さですよ。
Vivy -Fluorite Eye’s Song-の中で一番エグい展開だったな……。

6話の予告にヴィヴィの姿がないのがなにげに怖い……。次はどうなるんだろ……。

≪6話までの気になるポイントと考察・結論まとめ≫

  1. エステラがホテルを落とした理由⇒実は双子AIがいました!
  2. マツモトの歴史改変がちょっとガバガバな理由(わざと? 本気??)⇒ヴィヴィ自身と関係ある?(まだ結論は出てませんけど)
  3. ヴィヴィは博物館送りになってないけどいいの?
  4. エリザベスの存在がある以上、AIが人間に危害を加える可能性は今でもあるんでは??(100年後の戦いの構図は、人間VS人間の可能性もある?)⇒冴木博士の作ったウィルスが登場した以上、可能性はある。
  5. 冴木博士が作ったウィルスと1話の惨劇には関係性があるの?⇒機能停止が使命とバッティングしてる場合はヤバそうな気配。
  6. マツモトの存在にヴィヴィが必要?⇒5話の描写を見る限りでは、絶対に必要というわけではなさそう。
  7. マツモトってどうしてヴィヴィのパートナーにしてるの?

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