※この感想は、サマータイムレンダの原作を読んでない管理人が書いています。なので一部、「あれ?これ原作ではもう明かされてるけど??」みたいな考察や感想があるかもしれませんが、そこら辺は微笑ましく見てくださることを推奨します。
≪感想まとめ≫
とりあえず、
2クール全部を見てから最終回を見てほしい!
というわけで、サマータイムレンダ25話。
最終回、です。
めっちゃいい最終回だった!!
なんていうかな。
2クールの重みがしっかり伝わってくる最終回というか。
サマータイムレンダの最終回って、身も蓋もない言い方をすれば“すべてをやり直すエンド”なんですけど。
すべてをやり直すってことは、1を0にするってことだけど。
サマータイムレンダの最終回に関しては、1を2にするというか。
慎平達が頑張って勝ち取った平穏が存在するっていうのを、堪能できる最終回だった。
この達成感って、2クールの重みなわけですよ。
昔に流れ着いたくじらが消えることにより、ヒルコ様はいなくなって。
その結果、慎平君の両親は生存してて島で暮らしていて。
他の影に殺された人達も当たり前の生活をしていて。
影によって奪われた日常や人々が戻ってくる感じ!
最終回が存在するために、2クールがあったといっても過言ではない……。
そしてただ戻ってくるだけじゃなくて。
戻ってきたものには、未来があって。
その未来は途絶えることなく、これからも続いていくだろうっていう安心感!
そうだよね……。
これから続いていくんだもんね。
サマータイムレンダのバッドエンドが、シデによる世界滅亡だとしたら。
最終回の“日常がこれからも続いていくエンド”は、正反対のハッピーエンドなんですよね……。
ヒルコ様が消えたのだから、竜之介君が生きてるのは分かりやすい変化だけど。
でもヒルコ様に殺されたシーンを見ていて、ずっと少年のままの竜之介君を見てきた側としては、大人になり父親になった竜之介君がそこにいるだけで、すっごくうれしい。
奪われたものがなんであるか、それを私達視聴者は知ってるから。
最終回で戻ってきた日常がめっちゃ愛おしい……。
この最終話の余韻は、ノンストップで2クールを駆け抜けた結果の達成感だよなぁ……。
先週の感想で、「すべてはなかったことになりましたエンドなのかな」って書いてたんですが。
そういう感じじゃないのが、サマータイムレンダのすごいところですよね……。
というわけで、ごちそう様でした!
めっちゃ面白いアニメでした!
ではでは。
うめさくでした。
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